春になるとかわいい妹のことを思い出す

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4月1日

さくらの咲く季節

新入社員のみんな

お疲れ様





今日は慣れない環境で疲れたでしょ

ゆっくり休んでね







俺にも、新入社員の頃があった

なつかしいなぁ(遠い目)







なに?

つるっぱげが、

女子寮に忍び込む?










だれが、侵入シャインじゃ!!






新入社員!!





あの頃は俺もがむしゃらだった



突然だけど、

俺には、歳の離れた妹がいる



5歳下の妹



血のつながった妹なんて、かわいくなんかないよ

ケンカばかりで憎たらしいって言う人もいるけど

5歳も年が離れているとかわいいもんだよ






揉めそうなときはいつも俺がゆずるし、

なんでもできるって妹は俺のこと尊敬してた





しかも、桜井日奈子ちゃんに似ている

桜井日奈子ちゃん




自慢の妹だ



友人からも、妹の写真を見せると、すぐに紹介しろよって言われる

自慢しつつ、お前のお兄ちゃんになりたくないからっていつも断ってたw


今日は、そんな妹とのエピソードを書こうと思う




あれは、俺が社会人になりたてのころ

とは言っても、3か月たったときのことだ

実家を出て自立した俺は、社会の荒波にもまれながらも日々の生活に一生懸命だった

実家を出たといっても、会社と実家の間にアパートを借りてだったから、実家には週末などに帰っていたけどね


7月、俺が23歳の誕生日を迎える日のできごとだった。

その日は金曜日

仕事を終えた俺は、実家に帰って誕生日を祝ってもらうことになっていた



いったんアパートによって、準備していると妹から電話があった

妹はこのとき18歳

華の女子高生ってわけだ



妹「あー、もしもし、おにぃ?何時ころになるか、お母さんが教えてって」

俺「もうすぐ、アパートから出てそっちに向かうよ」


妹「了解。お母さんね、おにぃの好きなからあげ、気合入れて作っているよー」

妹「みるきぃ(猫)もおにぃのこと待っているよー。ねぇ、みるきぃ?」


猫「にゃあー」





なんてかわいい妹なんだ

みるきぃにも会いたい

からあげも食べたい



俺はすぐさま、アパートを出て実家へ急いだ



実家につくと、父も帰ってきており、

食事の準備も整っていた



普通に会社の苦労話、失敗話などしながら、家族とのだんらんを楽しんだ

親元を離れて、普段一人で夕食を食べていると、こういうときは和む



この歳になると、プレゼントもなく、誕生日らしいことと言えば、食後にケーキを食べるくらい

ハッピーバースデーを歌ってもらい、ロウソクの火を消すのが少し恥ずかしくなったかな



ケーキも食べ終わり、風呂に入って、自分の部屋で飲みなおしていたとき





コンコンッ





「おにぃ?」





妹が入ってきた





妹「実は、おにぃにプレゼントがあるんだよね・・・」

妹「はい、コレ」

妹「おにぃ、この前帰ってきたとき、足臭くなるのが悩みって言ってたじゃん」

妹「これ、試してみてよ」




俺「おぉー、そうなんだよ。1日革靴履いてると、蒸れて足臭くなるんだよ」






妹「でも、私は臭くないと思うな」





俺「ん?なに?」





おもむろに妹が俺の足に顔を近づけた





妹「くんくんっ」



妹「ほら、臭くない」





俺「日奈子・・・」












ごめん
さすがに足くんくんはウソ













ちなみにプレゼントもらったってのもウソ













さらに言えば俺に妹がいるってのもウソ












でも、足が臭いってのはホント











だれか俺を助けてくれ










#エイプリルフール

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